自社畑のメルロが着色期を迎えました。
ヴェレーゾン(Veraison)と呼ばれるこのステージでは、
果粒の軟化、透明化と着色、リンゴ酸や酒石酸などの酸の減少、
そしてブドウ糖と果糖が増加して行きます。
6月の猛暑が嘘のように、8月にに入ってもそこまで気温は上がらず、
朝晩は非常に涼しい毎日が続いています。
ヴドウの着色は、昼夜の温度差などで決まってくるので、
こんな気候が続いてくれればな、と思っていますが、
きっと一筋縄には行かないのが農業ですよね。
もう少しすると甲州が色付きだし、
今月は少しだけデラウェアの仕込みもあるので、
いよいよ畑だけでなく、醸造場の仕事もはじまります。